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htmlタグ形式で3Dモデルを表示できるBabylon Viewerについて

これは「Babylon.js アドベントカレンダー2024」の23日目の記事です。

今回は公式ドキュメントで紹介されているBabylon Viewerについて解説します。

1. Babylon Viewerとは

"<babylon-viewer> " というタグを使って3Dモデルを表示する仕組みです。

20241223215428

Xや公式ドキュメントで紹介されています。

https://doc.babylonjs.com/features/featuresDeepDive/babylonViewer/

説明よりも見ていただいた方がはやいです。

codepen.io

このように"<babylon-viewer>"というタグの中で、sourceとenvironmentに3Dモデルや環境テクスチャを指定できます。

2.サポートしているファイルフォーマット

以下のドキュメントに書かれているファイルフォーマットをサポートしています。

https://doc.babylonjs.com/features/featuresDeepDive/importers/loadingFileTypes

具体的にはこちらです。

.gltf (also used for binary version .glb)
.obj
.stl
.splat

3. WebGPUが有効な場合、snapshot renderingが最初からサポートされている

WebGPUが有効な場合、snapshot renderingという仕組みが有効になっています。snapshot renderingは、動きが少ない環境であればパフォーマンス向上が見込める仕組みです。

こちらにsnapshot renderingの簡単な検証結果を書いているので、ご参考ください。

www.crossroad-tech.com

4. おわりに

ちょっと3Dモデルを表示したいとき、canvasとかengineの宣言が不要になるので便利ですね。