CrossRoad

XRを中心とした技術ブログ。 Check also "English" category.

2017-01-01から1年間の記事一覧

Unity使いから見た、LumberyardとUnityの違い

この記事は、Lumberyard アドベントカレンダーの18日目の記事です。前回は PaperSlothさんの投稿でした。LumberyardをUnity, UE4と比較(プログラミング編) - PaperSloth’s diary今回はUnityの使用経験から、LumberyardとUnityの違いについて書いてみたいと思…

Lumberyardのインストールに関する基礎知識

この記事は、Lumberyard アドベントカレンダーの13日目の記事です。前回は シモダジュンヤさんの投稿でした。今からLumberyardを使うメリットってナニ? - シモダジュンヤ Jun Shimoda - Medium今回はLumberyard初心者の私が、インストール関係について書い…

【Unity2018.2.11版】UnityARKitRemoteの実行手順と接続トラブルの対応一覧

Appleから発表されたARKitは、Xcode用のサンプルだけでなく、Unityのプラグインも公開されており、Unityでアプリ開発が可能です。しかし、UnityでiOSアプリを作る場合、UnityでXcodeプロジェクトをビルド、XCodeからiOSデバイスにデプロイ、という2段階の手…

【Xcode9.2版】Preparing debugger support for iPhone の対処方法

XcodeでiPhoneにアプリをデプロイする方法は以前紹介したとおりですが、今回、タイトルのようなエラーがでてデプロイが進みませんでした。簡単なメモですが、対処方法を記載しておきます。 (2018/5/12 対策(4)を追加) 1. 現象 2. 対策 (1) iTunesが起動して…

9月、10月のmeetup発表報告

ここ最近、いくつかのmeetupで発表する機会をいただきましたので、まとめて概要を紹介したいと思います。 1. 2017/9/15 日本のコミュニティ紹介 2. 2017/10/13 xR LT 3. 2017/10/15 XR女子部Meetup! Vol.1 4. 2017/10/28 Japan VR Fest 開発者会 5. おわりに

Meta2 について(Unity SDK解説編)

Meta2のアプリ開発方法はUnityかOpenVRの2択があります。しかし、OpenVRはまだ一部しか機能実装されてないようなので、現時点では実質Unity一択と考えて良いと思います。今回は、MetaのUnity SDKを調べて、構成や使い方を整理してみました。これまでの開封…

【動作確認済みBluetoothドングル情報込】Windows Mixed Reality向けの環境を作りました

最近のニュースの通り、Windows Mixed Reality Headsetが各社から発売されました。販売開始の「Windows Mixed Reality」ヘッドセット、6機種の特徴を紹介 - CNET Japan多くの方はノートPCで作業されていると思いますが、私はデスクトップを使っており、しか…

Meta2について(環境構築編)

HMD

前回から間が空いてしまいましたが、Meta2のセットアップ手順をまとめました。前回の開封編はこちらです。Meta2について(開封編) - CrossRoadなお、Meta SDKのバージョンは2.4.0です。(スクリーンショットにはv2.3.0のものも混じっています) 0. PCを準備…

XCodeでiOSアプリをつくるときに調べた、UnityとXCodeの違い

以前書いた記事のアクセス数が多いことと、最近注目されているARKitを使って、XCodeでいつかiOSアプリを作ることを想定し、Unityで作る場合との違いを比較してみました。Unityは使っているけど、XCodeはあまり知らない(私のことです、、)という方の参考にな…

Microsoft Visual C++ Runtime Library Runtime Error!の対処方法

- English version How to solve Visual C++ Runtime Error message - CrossRoadタイトル通りですが、Windowsを使っていると、アプリケーションによってはこのようなエラーが出ることがあります。私の場合は、Meta2というHead Mount Displayのチュートリアル…

Meta2について(開封編)

HMD

Meta1のときと同様、申し込みから1年半かかりましたが、ようやくMeta2が届きました。Meta2とは、Meta社が販売しているHead Mount Display(HMD)です。現実空間の上にCGを重ねて表示したり、目の前に色々な情報を出すことができます。以前Meta1という開発者キ…

VR Hub Tokyo #3 でUnityに関する発表をしてきました

9/7に、VR Hub Tokyoというmeet upで発表してきました。このコミュニティイベントには初めて参加したので、発表内容だけでなく、どんなコミュニティかの紹介もしたいと思います。またVR Hub Tokyoは、「 Impact Hub Tokyo」から生まれたコミュニティのようで…

【2019/11/16更新】【Unityアセットアドカレ】Shader Forgeでナイトプールを作ろう!

2019/11/16 追記 製作者のFreyaさんがGithubでUnity2019に対応したバージョンを発表しました。Githubから確認できます。 Shader Forge 1.40 is now out~• Unity 2019.x support• GPU Instancing support• new nodes: Blend Over & Simple Inverse Lerp• misc…

【Unityアセット】Set Pass Callを劇的に減らす「Mesh Baker」の使い方とTips

2017/8/21 追記 5章の考察に、Set Pass Callsが200程度のモデルをHoloLensで見た場合の結果を追記しました この記事は「Unity アセット真夏のアドベントカレンダー 2017」の13日目の記事です。昨日はkazumalabさんによる、【Unity アセット真夏のアドベント…

【HoloLens】Spatial Mappingのメッシュを動かさずに、キーボード操作をする方法

HoloLensのアプリケーション開発手段として、従来のHoloTool Kitに加えて、MR Design Labというプロジェクトがあります。これは、一部HoloToolKitのSDKを含みつつも、ユーザー操作機能が拡張されています。Unityで使う基本的な準備方法は下記にまとめたので…

【HoloLens】MR Design Lab Unity概要とgitを使わない構築手順

HoloLensのアプリ開発にはHoloTool Kitを使うことが一般的ですが、2017年6月、Microsoftより新しい開発方法が発表されました。これはMR Design Labと呼ばれるもので、HoloLens(あるいはImmersive Deviceも含む)のUIやデザインのガイドライン的なものです。し…

世界初のVRカンファレンス「Japan VR Fest in Cluster」での発表報告

2017/7/22、VR開発者カンファレンスでMRについて発表しましたので、発表内容などをまとめました。 1. Japan VR FestとClusterとは? Japan VR Fest Cluster 2. 発表したもの 3. Spatial UIとは? 4. 今作っているSpatial UI 5. 今後について

【Unity】機能と性能面でLineRendererとGLを比較しました

最近、このツイートでお知らせした空間OS的なものを開発しています。空間OS的なものを作り始めました。空間にどうやって情報を表示して操作すればよいかを色々試してみようと思っています。 #HoloLens pic.twitter.com/ZKWgt1WnvQ— Limes@XRDeveloper (@Whee…

UnityのGLを使って、HoloLensで線を描画してみる

Unityで線を引くにはいくつか方法があります。たとえば下記の3つです。(1) Line Rendererを使う(2) Vectrosityアセットを使う(3) GLを使う (1)は「Unity LineRenderer」のようなキーワードで調べると色々な方が方法を書いてくださっています。(2)は以前書い…

@Muro_CGさんの講演を元に、Unityの表現力を高める勉強をしました

===== 2018/2/17 追記この記事で参考にした"Japanese Classroom Set"というアセットが、アセットストアから削除されていました。ただ、Post Processing Stackの使い方などはアセットによらず共通のため、参考としてこの記事も残しておきます =====…

【Unity】Botが作れるアセット「Chatbot」の構築手順とTips紹介

最近、色々なところでコンピュータと人が自然言語で対話する仕組みを採用しました、のようなニュースを見ます。羽田空港にAIと人が“協業”する対話案内システム--破たん時はオペレーターに引継ぎ - CNET Japanこうやって、技術が進歩してくると、ゲームの世界…

「Hologram 240- Sharing holograms」の解説(Chapter3まで)

少し空いてしまいましたが、次は240の内容を整理しました。これまでの内容はこちらです。Holographic Academyの解説とTips紹介「Hologram 101」 - CrossRoadHolographic Academyの解説とTips紹介「Hologram 210 - Gaze」 - CrossRoadHolographic Academyの解…

【2024/1/14更新】アメリカのカンファレンス、旅行に行くための出国から帰国までの手続き一覧

2014年のOculus Connect1に行って以来、アメリカで開催されるカンファレンスに行く機会が増えて来ました。あれから3年経ち、カンファレンスに行かれる方が周りで増えてきたので、備忘録を兼ねてアメリカのカンファレンスに参加するときのTipsを残しておきた…

apkをadb installしても終わらないときの対処方法

小ネタで対症療法ですが、備忘録として残しておきます。 1. 現象 2. 解決策

MacのVisual Studio CodeとUnityのデバッグをする方法とTips紹介

前回、Unity5.5とVisual Studio Codeの連携方法を記載しました。これにより、コード補完(Inputと入力したら、GetKeyのようにUnity固有のAPIが入力候補として表示される)ができるようになっています。今回は、Visual Studio Codeでデバッグ機能を使う方法を解…

【2018/5/6 Unity2017.3で確認】MacのVisual Studio CodeでUnity5.5のコード補完をする方法とTips紹介

Mac上のUnityでVisual Studio Codeを使う方法について、これまで何度か紹介してきました。【2016/7/24更新】MacのVisual Studio CodeとUnityの連携手順とエラー対処方法 - CrossRoadMacのVisual Studio Code ver1.3.1でUnity5.3のコード補完を実現する方法 -…

Holographic Academyの解説とTips紹介「Hologram 230- Spatial Mapping」

前回に引き続き、Holographic Academyについてです。今回は順番を飛ばしますが、Hologram 230 のSpatial Mappingについて整理しました。これまでの内容は下記にあります。Holographic Academyの解説とTips紹介「Hologram 101」 - CrossRoadHolographic Acade…

【Unity-Android】 Failed to re-package resourcesの対処方法

先日、購入したUnityのアセットのサンプルシーンをAndroid向けにビルドした時に、下記のようなエラーが出てビルドに失敗しました。Build Failure Failed to re-package resources. See the Console for details.同時に、数十行のエラーログが出ました。今回…

Holographic Academyの解説とTips紹介「Hologram 211 - Gesture」

前回に引き続き、Holographic Academyについてです。前回まではこちらです。Holographic Academyの解説とTips紹介「Hologram 101」 - CrossRoadHolographic Academyの解説とTips紹介「Hologram 210 - Gaze」 - CrossRoad今回はHologram 211 Gesture について…

【HoloLens】MacでDevice PortalのLive Previewを使用する方法

HMD

=== 2017/3/9 Live PreviewをMacでも利用できたことを追記しました === 1. Devcice Portalとは? 2. MacでLive Previewにアクセスするには? 2-1. 仮想化ソフトの中にあるWindows10のブラウザからアクセスする Mac HoloLens Live Preview 3D View 2-2.…