CrossRoad

Unity、VR、MR、ARを中心とした技術ブログ

VR Hub Tokyo #3 でUnityに関する発表をしてきました

9/7に、VR Hub Tokyoというmeet upで発表してきました。このコミュニティイベントには初めて参加したので、発表内容だけでなく、どんなコミュニティかの紹介もしたいと思います。

またVR Hub Tokyoは、「 Impact Hub Tokyo」から生まれたコミュニティのようですので、まずImpact Hub Tokyoの概要を紹介します。

1. Impact Hub Tokyoについて

公式HPからの抜粋です。

Who We Are
Impact HUB Tokyoは、社会にインパクトを生み出そうとする人達のコミュニティで、Impact HUB グローバルネットワークの一員。2013年2月の開設以降、起業家、フリーランサー、アーティスト、エンジニア、会社員、NPOなど350人を超える人たちが集結。信頼し合えるコミュニティ、多様なプログラム、素晴らしいコーヒーと食事、居心地よくカオスを生む空間が、私たちの創造力を刺激するよう運営しています。

引用元:Impact Hub Tokyo, Impact HUB Tokyo: インパクトを社会に生み出す人達のHUB

上記の通り、Impact HUB TokyoはVRに限らず、いろいろな分野での新しい動きを作ることが目的のコミュニティと考えて良さそうです。VR Hub Tokyoはその中で、VR/AR系の分野に特化したのだと思います。

こういうのもありました。

Team360 日本初インパクト投資準備起業家プログラム 2016年1月開講

2. VR Hub Tokyoについて

明確な定義は見つけられなかったので、私の所感で書きます。VR/ARに関する様々なトピックを共有する場のようです。参加者の半数以上(この間行ったときは7割くらい?)は外国人の方でした。開発者というよりは、デザイナーや起業家、投資家などの方が多いようです。

過去のmeet upでは、VRのユースケースとしてどんなものがあるかの紹介、投資の傾向などが発表されていました。

1回目 (2017/3/1 開催)

VR Hub Tokyo 1st Meetup | Meetup

3. 今回の発表について

3回目 (2017/9/7 開催)

Design, Develop, Deploy with Unity or simply Unity勉強会 | VR Hub Tokyo Vol.3 | Meetup

今回は日本語で紹介文がありました。

9月7日に開催される VR Hub Tokyo Meetup は、VR Hub Tokyoの第3回目のイベントになり、Impact HUB Tokyoのスポンサーにより開催されます。このミートアップのテーマはUnity。開発や新しいテクノロジーを一人で学ぶことは、そろそろかなり大変になってくると予想されます。今回、私たちはVRテクノロジーの開発者やデザイナーたちの力を強固にするべく、Unityについてのコミュニティでの学びや知識の交換をする場所を設けたいと考えています。

引用元:VR Hub Tokyo, Design, Develop, Deploy with Unity or simply Unity勉強会 | VR Hub Tokyo Vol.3 | Meetup

ということで、Unityを使ったVRコンテンツの作り方や、実際のソリューションなど、7つの発表がありました。

以下、簡単に概要を紹介いたします。

"Look how easy it is to do this" intro to start working with Unity VR

VR Hub TokyoのCo-OrganizerであるLeonard Burton さん(@atomworks )の発表です。UnityとHTC VIVEを使ったライブコーディングでした。

How can I learn Unity?

XR女子部の主催者でもある、@aicayamazakiさんの発表です。ご自身がHMDをたくさん持っている環境にあることや、女子コミュニティを作る話をお話されていました。

ちなみに、XR女子部の第一回ではリクエストをいただき、私(男性)も発表させていただくことになりました。主に女性向けの集まり(限定ですが男性参加枠もあります)ですが、ご興味あればぜひご参加ください。

XR女子部Meetup! Vol.1 - connpass

How to make your first HoloLens app?(最初のホロレンズアプリの作り方)

HoloMagiciansの @morio36 さんの発表です。

このツイートの通り、複数のスキルを使われています(すごい、、)。

発表スライドはこちらです。

How to make your first HoloLens App?

Building 360-degree Image Viewer in Unity

VR Hub TokyoのCo-Organizerである Artis Birzinsさん(@ArtieBe)の発表です。Unityで360度画像のVRアプリをiPhone向けに作るライブコーディングです。You Tubeでも公開されていましたので掲載します。

Make iOS App to View Your Favorite 360 Photo, Tutorial with Unity and Xcode - YouTube

Spacial Sound and Interactive Music in Unity

@sonicviz さんのお話です。VRには音響効果が重要ですが、この発表では、Unityで音響効果を再現し、「右側の音源に近づくと右側から音が聴こえる」、「音源を通り過ぎると低く聴こえる(ドップラー効果)」などを紹介しつつ、VR Audioの検討も重要であることを解説していました。

Deploy and distribute from Unity to VR headsets with STYLY


株式会社Psychic VR Lab 代表取締役の山口さんによる発表です。Psychic VR Labでは、クリエイター向けVRコンテンツをブラウザベースで作成できる「STYLY」を公開しています。

今回の発表はSTYLYの概要と、STYLYを使ったライブコーディングの紹介でした。

VRコンテンツを作るには、Unity、Unreal Engine、Lumberyardなどの開発環境インストールや、固有の使い方理解などが必要で、慣れていないと敷居が高いと思います。

STYLYであれば、ブラウザベースでできるので開発がしやすいですし、別のPCを使ってもすぐに環境が再現できるメリットもあるのでよいですね。

"Your Unity is not the same as mine!” How to make beautiful scene in Unity

私の発表です。

Unityを使うとかっこいいシーンが作れますが、そのままUnityを開いて作って見ても思ったようなきれいさが出ないことがあります。この発表では、そういうときの解決策として、ShaderとLightの調整方法を紹介しました。

ただし、今回の発表時間やmeetupの趣旨を考慮して、詳細や原理ではなく、ShaderやLightを使うとこんな風に見た目を変えられますよ、というbefore & afterの説明にしています。詳細はこちらをご覧ください。

www.slideshare.net

また、スライドで紹介したShaderとLightについては、過去のこちらのブログに詳細が書かれています。

4. おわりに

VR Hub Tokyoは、今は技術コミュニティというより最新分野の情報共有がメインのように思います。日本の技術コミュニティとはまた違ったカラーと、Impact Hub Tokyoで掲げている動きに興味があるので、次回の開催があれば参加してみたいと思います。