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Godot EngineでiOS, VisionOSアプリをビルド(エクスポート)するときの初期設定

前回に引き続き、Godot EngineでVisionOSアプリを開発する方法を調べています。

今回は、Godot EngineでiOSアプリをビルド(Godot Engineではエクスポートと言います)するときの初期設定です。

1. Godot Engineではエクスポート用のテンプレートファイルをインストールする必要がある

もしテンプレートがないと、No export template found~ というエラーがでてエクスポートが実行できません。

解決するには、Godot EngineのEditor > Manage Export Templates を開きます。

Manage Export Templates on Godot Engine

そうすると、このような画面が出るので、Download and Installボタンを押します。

Download and Install templates on Godot Engine

すると、ダウンロードが始まります。800-900MBくらいの量です。

Downloading exporte templates on Godot Engine

たとえば、このようなフォルダに格納されます。

Stored export template files on Godot Engine

/Users/limes/Library/Application Support/Godot/export_templates/4.21stable

これがあると、ビルドができるようになります。

英語ですが、こちらのドキュメントで紹介されています。

docs.godotengine.org

2. 現在検討中

VisionOSのサンプルプロジェクトを使って、Godot Engineからxcodeプロジェクトをエクスポートしてビルド、元々入っているxcodeプロジェクトをビルドの2つを試しています。しかし、どちらも別々の問題があってまだうまく行っていません。

この辺の解決見込みが出たら、続きを書きたいと思います。