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人型3Dモデルが作れるAdobe Fuseの特徴と、MacBookProでのフリーズ回避方法をまとめました

Adobe Creative Cloud(CC)を持っているので、せっかくなのでまだ使ったことのないFuseを試してみました。ただし、Macだからかわかりませんがフリーズが頻発しました。

対処療法ですが解決策をまとめました。

なお、下記の環境で確認しています。 ・Mac OSX 10.13.6 ・Adobe Fuse 2017.1.0

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1. Fuseとは?

Adobe CCの中にあるソフトウェアの1つです。人型限定ですが、多数のテンプレートの中から人型モデルを作ることができます。逆に言うと、テンプレートの範囲外のモデルは作れないので、細かい調整はカスタマイズによって行います。

まずはテンプレートを組み合わせて人型モデルを作る過程です。 Mixamoで人型の体型を作る手順

clothを選ぶと、上から下まで服飾品をつけることができます。

Mixamoで服飾品をつける手順

さらに、MixamoというWebサービスにアップロードすると、fbxでダウンロードできたり、モーションを追加できます。

アップロードするとスケルトンをみることもできます。指のあたりなど、割と細かく設定されています。

Mixamoにアップロードしたモデルのスケルトンを確認した例

なお、Fuse単体でも3Dモデルの出力はできますが、objのみです。fbx形式の利用、モーション追加を考えるとMixamoの利用は必須です。

2. Fuseを使うと起きる不具合

2.1 パーツを選択していくと落ちる

Fuseの画面はこのようになっています。右側のHEAD、TORSO(たぶんbodyという意味)、LEG、を開いていって、好きなパーツを選んでいくと一通りの体が完成します。 しかし、2つめのパーツを選ぶとFuseが落ちてしまいます。 Fuse2017を使って落ちた時のクラッシュレポート画面 (なんとなく、メモリアクセスが失敗しているような、、)

これの解決方法は2種類ありました。原因不明なので対処療法です。

(1) HEADを2番目以降に選択する

Fuseの画面は上からHEAD、TORSO、、と並んでいます。普通はHEADから選びたくなりますが、TORSOから選ぶことでFuseが落ちなくて済んだことがあります。

(2) Fuseを開き、保存しないで正常終了させてから再度開く

(1)を何度かやっていると、どんな順番にしても2つめのパーツを選んだ時点でFuseが落ちてしまいます。このとき、Fuseを正しく終了させると(保存しますか?でいいえを選択)、次回以降落ちませんでした。

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2.2 カスタマイズができない

FuseにはCutomizeという機能があります。これを使うと、腕の長さ、太さ、顔の輪郭、表情などを色々と加工できます。

Mixamoのカスタマイズ画面の例

しかし、なぜかスライドバーをクリックしても、値を入れようとしても何も起きず、一切のカスタマイズができませんでした。

2.3 Mixamoにアップロードが終わらない

Fuseの画面には、「Send to Mixamo」というボタンがあります。これを押すとWebブラウザが開いてモデルがアップロードされます アップロードが完了すると、自分の作ったモデルのプレビュー画面をみることができます。

Mixamoのアップロード完了画面

スケルトンの表示設定もできます。指は各関節までボーンが入っているので細かいアニメーションも可能です。

Mixamoのアップロード完了画面でスケルトン表示をした例

しかし、不定期ですがアップロードが15以上経っても終わらないことがあります。強制終了すればよいですが、たまにPCごと落ちてしまうことがありました。残念ながら回避方法は不明です。

2.4 Mixamoで処理中にPCが落ちる

これも発生条件不明で不定期ですが、Mixamoにモデルをアップロードしてモデルデータをダウンロードする画面、あるいはFuseからMixamoを開き、Fuseで作った3DモデルをMixamo上でモーション付きで表示させようとしたとき、PCが落ちました。これも不定期で、回避方法が不明です。

3. (おまけ)Unityとの連携

作成したモデルはUnityで表示可能なfbx形式でダウンロードすることができます。 MixamoからUnity向けfbxでダウンロードする設定画面

また、Mixmo単体のWebサイトには多数の人型モーションが公開されています。自分で作ったモデルをMixamoにアップロードしていると、それが表示されます。 Mixamoのモーション一覧画面

ここで公開されているモーションをダウンロードし、アニメーションクリップをHumanoid型の3Dモデルに割り当てることもできます。下記はユニティちゃんに割り当てた例です。 Mixamoのモーションをユニティちゃんに割り当てた例

このとき、MixamoのアニメーションクリップをGenericではなくHumanoidにしておく必要があります。Genericのままだとユニティちゃんへの適用が失敗します。

4. 終わりに

今回調べたことで、PremiereProやAfter Effects、Photoshopなどに比べて、思った以上に機能がシンプルなこともわかりました。また、Macだからなのかわかりませんが、相当に不安定なこともわかりました。ちょっとキャラクタモデルを使いたいとか、Unityプリセット以外のモーションを使いたい、のようなときはおすすめと思います。