この記事は2014/8/2に書いたもので、Markdown記法で書き直しています。
MacのTimeMachineバックアップが5時間経っても300KB、のように全く終わらなくなってしまいました。症例がはっきりせず色々調べたのですが、最終的には外部デバイスをインデックスの検索対象から外すことで解決しました。
特に参考になったのはこちらのサイトです。ありがとうございます。
【Mac】Spotlight のインデックス作成が遅くていつまでも終わらないときの対処法 | ませけーの株式投資日記
せっかくなので、今回の症状が出る原因の整理と解決方法を解説しました。
1. 原因と解決方法
どうやら、SpotLightがインデックス作成がうまくいってないと、TimeMachineにも影響が出るようです。インデックス作成がフリーズしていると、こんな感じで「残り時間を計算中」という表示が数日経っても消えません。
今回の私の場合は、何かのきっかけで外部接続デバイスのインデックス作成が失敗してたようですね。
解決方法は冒頭で紹介したブログの通りですが、Appleマーク > システム環境設定 > SpotLight > プライバシータブを選択して、除外したいフォルダを選ぶことです。
2. 参考:検討結果
せっかくなので、試した内容を書いておきます。
[症状] TimeMachineバックアップが終わらない
[試したこと]
内容 | 手順 | 結果 |
---|---|---|
インデックスの作成を中止する | ターミナルから $sudo mdutil -i offを実行 | ×:インデックスの作成が中止されない。TimeMachineのバックアップができないのは変わらない |
アンチウイルスソフトを停止する | アプリケーションを開いて終了させる | ×:TimeMachineのバックアップができないのは変わらない |
ディスクユーティリティでディスクエラーをチェック | アプリケーション->ユーティリティ->ディスクユーティリティ->ディスクの検証をクリック | ×:エラーなし。TimeMachineのバックアップができないのは変わらない |
Macのソフトウェアを最新にする | Appleマーク->ソフトウェア・アップデートより更新 | ×:そもそも最新だった。TimeMachineのバックアップができないのは変わらない |
SpotLightのインデックス作成対象から外部デバイスを外す | Appleマーク->システム環境設定->SpotLight->プライバシー にて、外部デバイスを選択する | ○:TimeMachineのバックアップができるようになった |
SpotLightのインデックス作成対象から外部デバイスを外した結果です。
最終的に、TimeMachineもSpotLightも無事に動くようになりました。
3. (2021/8/9追記)参考:MacOS 11.5 (Big Sur) での結果
私が直接試したわけではありませんが、Big SurでもTime Machineバックアップが終わらないことがあり、SpotLightを止めることで解決したようです。
Spotlight止めた後は170GBバックアップ済みの状態から10時間ちょっとかかって合計230GB(くらい、QNAPの残量から)転送してやっと終わりました!ありがとうございます。
— kkamegawa (@kkamegawa) 2021年8月6日
やっぱり最初は有線でやらないとダメだな。