de:code夏まつりというオンラインイベントに参加したので、内容をざっとまとめました。
- 1. de:codeとは?
- 2. de:code夏まつりとは?
- 3. 講演
- 3.1 楽しいだけじゃなくてためになるMS Techクイズまつり!
- 3.2 AzureとSDKとGoと私
- 3.3 Microsoft のチャットボット開発を取り巻く環境と Cogbot コミュニティ
- 3.4 de:code 2020のセッションを振り返りつつMicrosoft 365 Devコミュニティを紹介するよ
- 3.5 全部見た? Microsoft 365 関連セッションのおさらい と365コミュニティの紹介
- 3.6 VS Code系トーク x 2
- 3.7 HoloLens 2 を買った人も!まだの人も! Mixed Reality 関連セッション総まとめ
- 3.7 Power Platform系トーク x 2
- 4. おわりに
1. de:codeとは?
公式HPを引用します。
de:code (デコード) は、開発者をはじめとする、IT に携わる全てのエンジニアの皆様を対象にした、年に一度のテクニカル カンファレンスです。
お客様、パートナー様のビジネスの成功、テクニカルスキルの向上に貢献することを目的に、クラウド活用、AI 活用に重点を置きながら、Microsoft Azure、Microsoft 365、Dynamics 365、Power Platform、Surface をはじめとするマイクロソフトのプラットフォーム全般について、最先端の技術トレンド、未来に向けて注目すべきイノベーション、今すぐ活用すべきソリューションを学べるセッションおよびプログラムをデジタルならではのエクスペリエンスでご提供します。
昨年までのde:codeは、品川プリンス高輪という大きなホテルのホールを使って開催されていましたが、今回はオンラインになりました。また、オンラインになったことで当日だけではなく、期間中自由にセッション視聴が可能になっています。 (2020/7/8時点では、2020/7/17まで公開と書かれています)
2. de:code夏まつりとは?
様々な技術コミュニティの方があつまって、de:code2020に関するお話をするイベントです。複数回に分かれて開催され、今回は3回目の振り返り回です。
今回のイベントでは、冒頭に視聴者参加型のクイズを実行し、そのあと8個の講演が続きました。イベントはYouTubeのライブ配信で開催され、参加者は230人前後でした。 (19:15頃、20:50頃)
2020/7/11追加
Togetterを追加しました。
3. 講演
当日タイトルが変わっている発表者の方もいらっしゃったのですが、You Tubeライブ配信を後から確認できなかったため、登壇タイトルはconnpassに掲載された表記を使用しています。ご了承ください。
3.1 楽しいだけじゃなくてためになるMS Techクイズまつり!
発表者:@dz_, @R_t_A_n_M, @chomado
前半では、視聴者参加型クイズを実施し、後半はクイズのシステムをどうやって開発したかという解説でした。
www.slideshare.net
どんな技術を使っていて、どんな仕組みなのかは、登壇者のちょまどさん(@chomado )が詳しくまとめられているので、そちらをご参考ください。
3.2 AzureとSDKとGoと私
発表者:@qt_Iuigi
岩田さん (@qt_Iuigi) は、岡山からGo言語についていろいろ発信されています。詳しいことをスライドに公開されていますのでそちらをご参考ください。
www.slideshare.net
3.3 Microsoft のチャットボット開発を取り巻く環境と Cogbot コミュニティ
発表者:@BEACH_SIDE, @kazuyukimiyake, @dz_
Microsoftが提供するボットサービスは色々あり、この講演では1つずつ紹介されていました。
私はチャットボット関係は詳しく知らないため、詳細はそれぞれ貼ったリンクをご参考ください。
Power Virtual Agent
Power Platform4つめのサービス。GUIで作ることができます。
Virtual Assistant
Bot Frameworkをベースにして、有志で作られたOSSのテンプレート
Bot Framework Composer
Bot Frameworkがベースで、GUIでチャットボットが開発できるフレームワーク
Bot Framework
chatbotを開発するためのSDK。C#、JavaScript、Pythonなどに対応。
Cognitive Serviceとの連携がしやすい。
Azure Bot Service
Bot Framework、Bot Framework Composer などで作ったチャットボットをホストする環境
なお、登壇社の皆さんは以下のコミュニティを主催されています。チャットボットに興味ある方は、ご覧ください。
3.4 de:code 2020のセッションを振り返りつつMicrosoft 365 Devコミュニティを紹介するよ
発表者:@karamem0
主にMicrosoft Teamsについてde:code2020のお勧めセッションを紹介されていました。お勧めは以下です。
また、日本語のM365コミュニティを発足され、8/19にTeamsアプリ開発の勉強会を開催予定とのことです。
japan-m365-dev-user-group.connpass.com
3.5 全部見た? Microsoft 365 関連セッションのおさらい と365コミュニティの紹介
発表者:@mokudai
M365タグセッションについて主なものを解説されていました。(すいません、この辺りは保育で離席しててあまり聴けていませんでした)
このツイートでざっとまとまっておりましたので、引用いたします。
目代 昌幸( @mokudai )さんからは、もくだいさんが見たセッションのメモを公開したり、Japan Office 365 Users Group や、Japan EMS User Group などの紹介をしていただきました!#decode夏まつり #decode20 pic.twitter.com/mPbOnxxLby
— Microsoft Tech (@msdevjp) 2020年7月8日
以下のコミュニティを運営されているとのことです。
3.6 VS Code系トーク x 2
発表者:@mochan_tk, @noriyukitakei
前半と後半で別々の方が発表されています。
前半の もっちゃん さんは、de:codeに関するまとめを作られております。詳しくはこちらを参照ください。
また、de:code2020のお勧め講演も提示されていました。
後半の武井さんは、Visual Studio Codespacesについて紹介されていました。Visual Studio Codespacesについて少し調べたのですが、MS公式以外目立った情報を見つけられませんでした。
武井さんが詳しい記事をまとめられているので参考ください。
また、お二人が主催されているVS Code Meetupでは、7/15に次回イベントが開催予定とのことです。
3.7 HoloLens 2 を買った人も!まだの人も! Mixed Reality 関連セッション総まとめ
www.slideshare.net
Mixed Realityの簡単な紹介と、de:code2020のお勧めセッション紹介です。
おすすめセッションはこちらです。
www.microsoft.com
なお、7/18にHoloLens Meetupがオンライン開催されるとのことです。
3.7 Power Platform系トーク x 2
発表者:@mayumih96117708, @KodamaJn
前半と後半で別々の方が発表されています。
前半の橋本さんは、ご自身の主催するプログラミング教室でのPower Platformの活用事例を紹介されていました。
質問受付、成績管理アプリなどなど、プログラム開発専門の人でなくても色々と作られている例を紹介されていました。
後半の小玉さんは、PowerAppsで楽器を作り、しかもリモートで演奏するという試みをお話しされていました。リモートによるオーケストラの例は以下に紹介されています。
Japan Power Apps Orchestra | Art-Break : Tech ;
また、PowerAppsで楽器を作る方法の例として、Power Appsで爆速でピアノを作る方法がQiitaで紹介されています。
4. おわりに
いつものXR系イベントと異なり、普段自分が触れない技術が多数あったので新鮮でした。とくにコードを書かない (あるいはほとんど書かない)でアプリやシステムが作れるPower Platformはとても気になりました。
PowerAppsでのピアノの作り方など、わかりやすい作り方の情報も多数あるので、これを機会に試してみたいと思います。
また、本来このイベントはこれで終わりだったのですが、本日の最後にde:code夏まつりの4回目開催が決定されました。
#decode夏まつり 最後は小田 祥平 “おだしょー”( @MS_odasho )から重大な発表をしました! de:code 夏まつり Vol.4 開催決定しました!後日、本アカウントでも詳細を発表いたしますのでお楽しみに!♪#decode20 pic.twitter.com/xHkruaGfYY
— Microsoft Tech (@msdevjp) 2020年7月8日
また情報の更新があればお知らせがあるようです。