CrossRoad

XRを中心とした技術ブログ。 Check also "English" category.

XR Tokyoの英語ミートアップ「Soaring Beyond Reality」に7年ぶりに参加・発表しました

「Soaring Beyond Reality」イベントに参加・発表したので、内容をまとめてみました。

1. XR Tokyoとは

公式サイトの紹介を引用します。

XR Tokyo is a meetup based community aiming to connect start-ups, developers, creators and enthusiasts in the various disciplines of spatial computing (VR, AR and MR) with the goal of helping to share knowledge, inspire new ideas and bring people together to collaborate on potential new and exciting projects.
With our core interests in Virtual Reality (VR), Augmented Reality (AR) and Mixed Reality (MR), this is an exciting time for the field of Spatial Computing as continues to become greatly more accessible and known thanks to the likes of the affordable Meta Quest headsets and the more premium Apple Vision Pro. As it continues to break in to the mainstream, the opportunities to bring new ideas in to the space are more than ever. This is something we are looking forward to exploring greatly with you all through the XR Nights community.
Originally established in 2017 under the name VR Hub Tokyo and later XR Nights, the meetup and community has entered a new chapter in 2025 where we're looking to grow and better enable our community. Why not come to an event and check out what we're all about?
XR Nightsは、スタートアップ、開発者、クリエイター、そして空間コンピューティング(VR、AR、MR)の様々な分野の愛好者をつなげることを目指すミートアップベースのコミュニティです。このコミュニティは、知識を共有し、新しいアイデアに触発され、新しく刺激的なプロジェクトに協力するための人々を集めることを目標としています。
バーチャルリアリティ(VR)、拡張現実(AR)、混合現実(MR)に特化した興味を持つ私たちにとって、空間コンピューティングの分野は、リーズナブルなMeta QuestヘッドセットやプレミアムなApple Vision Proなどのおかげでアクセスが容易になり、認知度が高まりつつあり、興奮を覚える時期です。メインストリームに浸透するにつれて、この分野に新しいアイデアを持ち込む機会もこれまで以上に広がっています。これは、私たちがXR Nightsコミュニティを通じて皆さんと一緒に大いに探求していくことを楽しみにしていることです。

XR Tokyo (VR, AR and MR) | Meetup

以下の3名の方が主催され、コミュニティメンバー数は578人です。

Organizers of XR Tokyo

実は7-9年前になりますが、このイベントに参加して発表したことがあります。

www.crossroad-tech.com

www.crossroad-tech.com

主催者であるLeonaldさんのお話では、COVID-19によって中断したが2024年頃からミッションを変更して再開しているそうです。

2. イベント概要: Soaring Beyond Reality

こちらに記載されています。
www.meetup.com

XR Tokyo returns for our first event of 2026. On Thursday, March 12th (from 7pm), we’ll be welcoming Yuki Aritake, our speaker for the evening who will be sharing his award-winning work of Hayatsubasa, an immersive VR flight game that lets players experience the world through the wings of a bird. You’ll also have a chance to try it out for yourself with its full custom built physical haptics setup, all at our new venue for this event, The White Room (Ryozan Park) in Sugamo.
Alongside this we'll be sharing some details for XR Tokyo's 2026 plans to share more happenings from Japan with the world. And we've got some great lightning talks and additional demos to try and be inspired by. We look forward to seeing you there!

日本語です。

XR Tokyoが、2026年最初のイベントとして戻ってきます。3月12日(木)19:00より、この日のスピーカーとしてYuki Aritakeさんをお迎えし、受賞作である没入型VR飛行ゲーム**『ハヤツバサ』**をご紹介いただきます。鳥の翼として世界を体験できるVRフライトゲームで、会場ではフルカスタムの物理ハプティクス環境も含め、実際に体験していただけます。会場は本イベントの新会場、巣鴨のThe White Room(Ryozan Park)です。 また、2026年のXR Tokyoの計画や、コミュニティをつなぐための継続的な取り組み、そして東京(および日本)のXRニュースを世界へ発信するという目標をどのように拡大していくかについても発表します。
また、複数のライトニングトークと追加デモも確定しています。インスピレーションあふれるコンテンツと、試せる新しい体験がたくさん待っています。ぜひお越しください!

約20人の方が参加されており、日本人は4-5人でした。

主催者からはライブ翻訳機能が準備されていたので、日本語で話すと画面に英語が表示されていました。

場所はJR山手線巣鴨駅から徒歩5分くらいのところです。

なぜか建物に3カ所入り口があったので迷いましたが、1つは居住区、1つはコワーキングスペース、最後の1つが地下にあるイベントスペースでした。 アクセス | 巣鴨 THE WHITE ROOM | 巣鴨・大塚のイベントスペース | RYOZAN PARK

会場の雰囲気です。

1: Scene of Soaring Beyond Reality

2: Scene of Soaring Beyond Reality

3: Scene of Soaring Beyond Reality

ちなみに、今回初めて知ったのですが、Soar : 急上昇する という意味です。勉強になりました。

3. 発表&デモ

一部になりますが、紹介します。

3.1 DeoVR

スロベニアのスタートアップによって公開されているVR動画特化のプラットフォームです。日本人の方が説明されておりました。

こちらで日本語の解説があります。
note.com

創業者インタビュー記事もありました。
jp.pronews.com

PCブラウザで見るとこんな感じです。Quest3で体験したところ、VR180タイプなので前だけが見えました。

DeoVR Screen Example

https://deovr.com/hub

当日のデモではMixed Reality機能でキャラクターを目の前に表示する機能も紹介いただきました。

3.2 XR Design Prototyping with No-Code Tools and AI

A Presenter Scene of Soaring Beyond Reality Meetup

発表者のSarah Tanさんは、AR・VR・AIを専門とする受賞歴のあるプロダクト&UXデザイナーで、Google・Meta・Adobe・Atlassianなどの企業での経験を持つ方とのことです。

LTでは、生成AIの発展によりプロトタイピングが簡単になったことと、例としてClaude CodeとUnityを使ってARアプリ、物体認識が数十分でできることなどを解説されておりました。

3.3 Basis VR

A Screenshot Example of Basis VR

MITライセンスで公開されているVRプラットフォームです。VR Chatを自分の環境で作る仕組み、という感じです。

当日はBasis VRの基本操作、iOS, Android, VR HMDで動いているデモを見せていただきました。

Valve出身の方も参加されているようです。

BasisVR - Creator-First, Creative Freedom

Unityを前提としており、6000.3.11f1以降であればよいそうです。

3.4 Introducing “Hayatsubasa” - Become a bird with fans and uchiwa!

A Screenshot Example of Basis VR: Hayatsubasa

東京工科大学 学生の有竹 祐樹さんによる発表です。VRを使って鳥のように飛行する体験を再現する方法、特に風の再現によってどのようなインタラクションを再現できるかという研究です。

詳細は、こちらの情報処理学会によるイベント「インタラクション2026」で発表されています。 https://www.interaction-ipsj.org/proceedings/2026/data/bib/2A01.html

3.5 How to Develop Applications for a New AI Glass "Even Realities G2" 

私のLTです。3分ほどで最近感心が高いEven Realities G2についてお話ししました。

本当はレーダ表示型のナビアプリを動くようにしたかったのですが、なぜかEven G2実機ではまだ動かなかったので、デモのときは別の機能を紹介しました。
A Rader App for Even G2 (not work on a real G2 yet)

また、せっかくなので4/5開催のBabylon.js 勉強会Vol.5についても宣伝させていただきました。
Promotion for Babylon.js Meetup Vol.5

https://babylonjs.connpass.com/event/385738/

4. おわりに

主催者のLeonaldさんに会ったのは7年ぶりになりますが、お元気そうで何よりでした。また、お互い今でもXRに関心があって、コミュニティを盛り上げたいという気持ちを持ち続けていることを再確認できて嬉しかったです。

これを機に、また何らかの交流ができれば良いなと思いました。