以前、Macのシステムデータが600GB以上あったので、Adobe製品のキャッシュクリアで減らしたことを書きました。
今回、色々試したところ、システムデータが233GB→30GBになりました。
最終的にはセーフモード起動で減りました。しかし、セーフモードだけで有効なのか、その前に実施した内容が影響して減ったかはわからないので、実施した過程も書いておきます。
使用した環境
- MacBook Pro M1 chip
- mac OS Tahoe 26.1
1. 全フォルダの使用量を確認する
こちらの記事を参考にさせていただき、書いてあるコマンドを実行しました。
sudo du --si -xct 1000000000 /System/Volumes/Data | tee >(grep -ve $'* ' > ~/Desktop/DiskSpace.txt) | sort -nr > ~/Desktop/SortedDiskSpace.txt
これはLinuxのduコマンドを使っています。その他のオプションは $ man du で調べました。
--si : 1000の倍数など、読みやすい形式で表示
-x : Mac本体のディレクトリのみ検索。何かをマウントしていても、そこは検索しない
-c : manpageでは"Display a grand total. " と表示。合計値を表示
-t : 指定した値以上のファイルサイズを表示 (threshold)。今回は1000000000=10GB以上のファイルを表示
後半はファイルに書き出して、sortによって大きい順から順番に表示してくれます。
2種類のテキストファイルが出てきますが、最初に生成されるDiskSpace.txtは、順番がバラバラです。SortedDiskSpace.txtでサイズが大きい順番に表示されます。
ということで、SortedDiskspace.txtを確認すればOKです。
なお、上記のduコマンドは設定アプリから「ターミナル」のフルアクセス許可を与えないと失敗します。そして、フルアクセス許可があっても、多数のファイルでこのように、Operation not permittedが表示されます。
du: /System/Volumes/Data/private/var/folders/zz/zyxvpxvq6csfxvn_n00000z000007r/C/com.apple.quicklook.ThumbnailsAgent/com.apple.QuickLook.thumbnailcache: Operation not permitted du: /System/Volumes/Data/private/var/folders/zz/zyxvpxvq6csfxvn_n00000s0000068/C/com.apple.WebKit.WebContent.Sandbox: Operation not permitted du: /System/Volumes/Data/private/var/folders/zz/zyxvpxvq6csfxvn_n00000s0000068/C/com.apple.WebKit.Networking.Sandbox: Operation not permitted
ただ、ファイル容量の大きいファイルはわかるので、ひとまず考えなくても良いと思います。
2. 実際に削除したファイルやフォルダ
2.1 XcodeのiOS Simulatorのキャッシュを削除 : 31GB
SortedDiskspace.txtの表示内容
31G /System/Volumes/Data/Library/Developer/CoreSimulator/Caches/dyld/25B78
25B78というフォルダを削除しました。(Caches/dyIdは残しました)
参考
iOS開発で作成された不要なキャッシュを削除しディスク容量を増やす #Xcode - Qiita
2.2 npm package managerのキャッシュを削除:7.1GB
SortedDiskspace.txtの表示内容
7.2G /System/Volumes/Data/Users/limes/.npm/_cacache
以下のコマンドを実行し、7.2GBが13.5MBに下がりました。
npm cache clean --force
参考
【npm】cacacheフォルダを消す | TetoraChaos
2.3 .adobeTempファイルを削除: 3.7GB (Adobe製品のアンインストール後)
SortedDiskspace.txtの表示内容
3.7G /System/Volumes/Data/.adobeTemp/9F789369-7AAC-48F4-BF98-31050154E4BD/1/Application/Adobe Photoshop 2023.app/Contents
今回、ついでにAdobe製品をすべてアンインストールしたのですが、なぜか残っていました。
中途半端に残ったファイルのどこを消してよいかわからなかったのですが、下記のコミュニティ投稿を信じて、.adobeTempごと削除しました。
解決済み: adobeTempは削除して良いのか? - Adobe Product Community - 12633069
2.4 その他、使用頻度が少ないソフトウェアをアンインストール : 40GBくらい
あとは、最近使っていないソフトウェアを削除しました。たとえばUnityの場合、ver6000しか使っていないので2021、2022は消しました。
たとえばこの辺りです。
18G /System/Volumes/Data/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.3.34f1 8.7G /System/Volumes/Data/Applications/Unity/Hub/Editor/2021.3.28f1 6.1G /System/Volumes/Data/Applications/Adobe After Effects 2024 4.8G /System/Volumes/Data/Applications/Adobe Premiere Pro 2025 4.0G /System/Volumes/Data/Applications/Adobe Media Encoder 2025 3.7G /System/Volumes/Data/.adobeTemp/9F789369-7AAC-48F4-BF98-31050154E4BD/1/Application/Adobe Photoshop 2023.app
なお、Adobe製品を完全に消す作業について、単に.appをゴミ箱に入れるだけではなく、下記の手順に沿って消しました。
3. PC再起動、セーフモード起動を実行→1時間程度したらシステムデータが大幅に減った
ここまで実行してからPCを再起動したところ、システムデータが225→212GBになりました。上で書いた2.1, 2.2, 2.3の合計値と合っていないですが、一部はシステムデータ以外に分類されているのかもしれないですね。
さらにセーフモードを実行してから再起動しました。再起動直後は212→210GBでしたが、一時間ほど経ってからもう一度見たら、なんと35GBまで減っていました。
参考:セーフモードの手順 Macをセーフモードで起動する - Apple サポート (日本)
4. おわりに
最後はセーフモードで一気に減ったのですが、なぜ時間差で減ったのかは謎です。また、前回の記事 (2025/8)ではセーフモードでも何も変わりませんでした。
違いがあるとしたらOSのバージョンですが、OSのバージョンをTahoeにすると、セーフモードによって不要なシステムデータを削除するようになったのかもしれません。
ひとまず、久しぶりに600GB近く空きフォルダを作れたのでよかったです。

