先日、Microsoft MVPの集まりで日本のコミュニティを紹介する機会がありました。発表にはいつもノート PCを使うのですが、今回はiPadを使ってみました。
しかし、iPadでのプレゼンは思ったようにできませんでした。。
とはいえ、iPadの方が軽くて便利だし、これからもっと広まっていくことが十分ありえるので、今回できなかった原因と対策を整理しました。
- 1. Lightning-VGAアダプタだけでなく、HDMI変換アダプタも準備しておく
- 2. 発表資料を主催者に送る場合、いくつかやり方があることを把握しておく
- 3. Skypeでの共有も兼ねている場合、Skypeで画面共有ありで参加することをあらかじめ伝えておく
- 4. SlideShareのアップロードはPCで事前に済ませておく
- 5. おわりに:iPadではPCと使い方が違うことを理解する
1. Lightning-VGAアダプタだけでなく、HDMI変換アダプタも準備しておく
まず、これでつまづきました。私はLightning-VGAアダプタは持っていたのですが、今回の会議室はたまたまHDMIケーブルしか使えませんでした。
PC向けの変換コネクタが準備されている会議スペースは多いし、参加者の方から貸してもらうこともできますが、iPad向けアダプタはまだあまり準備されてないことが多いと思いました。
2. 発表資料を主催者に送る場合、いくつかやり方があることを把握しておく
2.1 OneDriveで開いている場合
アクセス設定を調整してから共有リンクをメール、Messenger、TwitterなどのDMで送ります。 下記の画像のように、「リンクを知っていれば誰でも編集できます」が表示されている状態で、「リンクのコピー」をタッチしてリンクURLを取得すればよいだけです。
あるいは、表示されたエリアにメールアドレスを入力して、メールを送るのもありです。 補足:当日はOneDrive経由で送ること自体を忘れていました。
2.2 PowerPointアプリで開いている場合
例えば一覧表示したとき、ファイル名を長めにタッチしていると、このような共有方法を示したウインドウが表示されます。
ここで、メールアプリを選べば添付で送ることができます。
容量が大きいときは、PowerPointアプリ内でpdf変換して保存もできます。pdfで保存するには、ホーム / エクスポートを選択します。
あとは、pdf形式を選択します。保存場所はOneDriveか「ファイル」アプリを選びます。
3. Skypeでの共有も兼ねている場合、Skypeで画面共有ありで参加することをあらかじめ伝えておく
これを忘れていたので、当日iPadのSkypeで画面共有することができませんでした。進行を遅らせないように、あらかじめ伝えておくのが良いと思います。
4. SlideShareのアップロードはPCで事前に済ませておく
スライドをアップロードして、そのリンクを自分の発表までに伝えれば、と思ったのですが、iPad SafariでみたSlideshareサイトは、アップロードに対応していませんでした。
また、iPadのSlideShareアプリは、そもそもアップロード機能がありませんでした。
5. おわりに:iPadではPCと使い方が違うことを理解する
今回、準備が足りてなかったので、スライドなしで直接説明しました。参考までにスライドを貼っておきます。
www.slideshare.net
iPadはうまく使うと便利なので、次回はちゃんと準備してから試してみようと思います。